2025年10月NISA資産推移
この1ヶ月はなかなかに慌ただしい出来事が多かったように思います。米中貿易摩擦再燃?に始まり、日本では高市首相が爆誕、仕上げにアメリカで2カ月連続利下げを決定するなど、話題が尽きない1ヶ月でした。この1ヶ月で我が家のNISA資産はどのように変動していったのか、今回はNISA資産の推移を公開したいと思います。
夫のNISA資産推移


妻のNISA資産推移


我が家のNISA資産は元本700万円に対して、約180万円の評価損益、26%程度の評価損益率となりました。この1ヶ月だけを見ても、60万円前後も含み益が増えました。米中発の関税バトルにも負けず市場に残り続けた方は、ここ数ヶ月は上昇という名のボーナスタイムを享受できたかと思います。
これだけ出来がいいと嬉しい反面、下げ相場が来た時の反動も大きくなるのではと警戒してしまいます。直近ではMETA社の決算発表が行われた後に株価が急落、AI関連への設備投資で経費が大幅に増加しており、過剰投資となっているのではと懸念されています。今の相場はAI需要を織り込んでの上昇も含まれていますので、AI需要が崩れ去ったときに反動があるかもしれません。もちろんAI需要がどうなるかなんてわかりませんので、懸念点があったとしても私は市場に残り続ける道を選んでいきます。
おわりに
今回NISA資産推移を作るためにデータをまとめていると、ここ最近の含み益の増え方に身震いをしてしまいます。本格的に株式投資を始めてまだ2年程度ではありますが、すでに夫婦合わせて360万円くらいの含み益がでてしまいました。このままずっと上昇するのではと錯覚してしまいそうですが、そんな幻想を抱いてはいけません。過去の歴史を見ても相場は上下を繰り返しつつも右肩上がりに上昇してきています。下落相場が訪れるときがいつかは来ますが、その時は誰にもわかりません。その時がわからないからこそ市場に居続けることが大事になってきます。投資の格言にもこのようなものがあります。
「市場にいる時間こそが、タイミングを図ることより重要である。」
―― ポール・サミュエルソン
市場にいる時間が長ければ長いほど複利効果を享受できるため、短期的な売買よりも市場に居続けることのほうが重要であるとの格言になります。ものすごく簡潔にまとめると、
「タイミングよりもタイム!」
どんな相場が来ようとも、長期インデックス投資では市場に居続ける時間が最重要だということ忘れないようにしたいと思う今日この頃です。

