読書

読書②

mesigaumai

今回は最近読み終えた書籍についてお話したいと思います。タイトルは、

「行動経済学が最強の学問である」

SBクリエイティブ

こちらの本を読んでみました。

読もうと思った経緯

新NISAの情報を集めるためyoutubeを見ていた時に、この本が紹介されているものがありました。投資に関してとても参考にしている投稿者がおすすめしていたこともあり、興味が湧いたため購入してみました。

読み終えた感想

今回も読み終えるまでに2週間程度かかってしまいましたが、読んでみてよかったなと思える書籍でした。行動経済学は既存の経済学では不足している人間の心理面を融合したもの、すなわち「経済学+心理学=行動経済学」とのことです。この書籍では行動経済学の主要理論について体系化した上で例を用いて説明しています。理論と聞くと難しそうに感じますが、説明例は身近なもの(実生活に関連付けたもの)を使っているため結構わかりやすいです。

私がこの書籍を読んで印象に残った内容ですが、

・人は非合理的な生き物である

・情報は多すぎてはいけない

この2点になります。

伝統的な経済学では人は合理的な判断をするという前提条件となっているとのことですが、そもそも人は非合理的で判断を誤る生き物であることを前提としたものと、この書籍は謳っています。人は何かを判断するときに自分の意志のみで判断をしたと思っていても、実は多様な要因がその判断に影響を与えているとのことです。

また、現代では1つの事柄に対しても情報がいくつも存在して溢れかえっていますが、情報が多すぎると人は判断できなくなるとこの書籍では述べています。情報は多いほうが選択肢が増えるため良いと考えられていますが、実際は多すぎる情報は判断を誤らせてしまうのだそうです。これらの内容はとても面白いものだなぁと感じました。情報量の話に関しては自身に当てはめてみても共感できるものがあり、情報が多すぎると取捨選択が困難となってしまい、結局楽な現状維持を選んでしまうことがあるなと思いました。

終わりに

この書籍はビジネスパーソンに向けた教養本とのことですが、ビジネスパーソンに関わらず読むことをおすすめできるものだと思います。人の経済行動を理解することで自分にとって本当に必要なものは何かを判断できるようになると思います。

以前断捨離をして見つけたクオカードもまだ残りがありますので、新たな書籍を買いたいなぁと思う今日この頃です。

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お金持ちの無職になりたい夫婦
お金持ちの無職になりたい夫婦
アラフォー共働き夫婦とネコ2匹で暮らしています。FIRE目指して2023年から本格的に資産運用を始めました。まだまだ道は遠いけど、資産が増えると嬉しいなぁ。
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