雑記

初めての胃カメラ検診

mesigaumai

最近は曇天・雨天の日が多く、外出することが億劫に思うことが増えてきました。そんな出不精な私ですが、先日初めての胃カメラを受診してきましたので、その時のお話をしたいと思います。胃カメラを受けたことがない方の参考になれば幸いです。

事前準備として

今回胃カメラを受けようと思ったきっかけは、遡ること数カ月前になります。郵便の中に一通の医療受診券がありました。自治体による健康増進の施策として毎年送られてくるもので、自治体の補助が入るため通常よりお安く特定の医療を受診できます。今までならあまり気にせず放置していたのですが、今年は家計改善として民間保険の解約を考えているため、解約前に自身の健康状態を確認するため受診してみようと思い立ちました。何もないことに越したことはありませんが、これで何か大きい病気が見つかったら手術等をして保険金を請求したほうがいいとの狡い考えをちらつかせながら受診の準備を始めました。

該当地区で受診できる病院一覧が冊子で配布されたので、その中から受診する病院を選びました。胃カメラができる病院は限られているのですが、以前に妻が掛かったことがある病院で胃カメラ可能なところがあり、妻からいい病院だよと聞いたのでその病院に連絡をしました。日にちは電話で予約することができましたが、事前に一度病院に赴き書類を受け取りに来てほしいとのこと。個人で受診するのと違い行政に提出する書類があるため、受診当日にスムーズに検査を受けるために書類を受け取りました。内容はよくある問診や同意書でしたが、枚数が4枚もあり面倒だなぁと思いながらつらつらと記入していきました。

ここまでは順調でしたが一抹の不安がありました。胃カメラは鎮静剤ありで受診したほうが楽だと聞いていたので予約の際に聞いてみたのですが、受診券で受ける胃カメラは鎮静剤は不可で麻酔でとのことでした。初めての胃カメラなので少しでも楽に受診したかったのですが、こればかりはしょうがないため当日まで若干の不安を抱えながら当日を迎えました。

胃カメラ当日

受診当日、受付を済ませて少し待ち順番がやってきました。検査室に通されると看護師の方から胃カメラの流れをすごく丁寧に説明してもらいました。初めての胃カメラだったので、不安を少しでも解消させるためなのかなぁと思いながら真剣に説明を聞きました。流れとしては麻酔→胃カメラ挿入とのことですが、今回は鼻からカメラを入れる方向にしたため、麻酔も口→鼻→挿入直前に再度口の順番で麻酔をしていきました。鼻からの挿入の方が嗚咽を抑えられるため、そちらを選びました。

まずは麻酔の処置が始まりました。口には液状の麻酔、鼻には液状の麻酔とスプレータイプの麻酔が順次投与されました。液状の麻酔は口内で保持する必要がありましたが、感覚が鈍化しているのに加えて唾液がどんどん溜まっていくため結構大変でした。鼻から投与したものはむせてしまい、あまり保持できずにほとんど飲み込んでしまいました。一応飲み込んでも問題とのことでしたが、むせた勢いで吐きそうになってしまい危うく大惨事になるところでした。スプレータイプのものは息を止めた状態で投与、その後息を吐いて流れてきたものをそのまま飲み込みました。かなり苦くて嫌な感じでした。

麻酔の投与が終わり、先生が呼ばれて胃カメラ検査が始まりました。看護師の方からのアドバイスで、「力まないでなるべく楽にしていたほうがいいよ」と言われたのでなるべく意識をするようにしていました。体勢は横向きで目線だけは動かしていいとのことでした。モニターが目線上にありカメラの画像はモニターに映っているため、モニターを見ながら胃カメラが始まりました。

胃カメラ挿入前にスプレータイプの麻酔を口から投与されて鼻からカメラが挿入、先生の第一声が「軽い鼻炎があるね」と。胃に到達する前に出鼻を挫かれた感じを抱きましたが、先生はどんどん処置を進めていくので気を取り直すことにしました。カメラが喉に到達、ここでカメラを胃に向かわせるために先生の合図で喉をごっくんとする必要がありました。合図に合わせて「ごっくん」、麻酔が効いているとはいえカメラの感触が食道付近に広がりこの違和感を耐えるのが結構しんどかったです。無事にカメラが胃に到達、到達したと思ったら先生から一言、「軽い逆流性食道炎があるね」と。カメラが胃に到達したところで自分から喋れないため聞くだけになりましたが、モニターを見ながら説明を受けていました。その後、食道~胃~十二指腸入り口までをカメラでパシャパシャ撮影していきました。途中で胃に洗浄液を入れていましたが、痛いわけではないのですがお腹の中がちゃぷんちゃぷんと奇妙な感覚でした。

画像も撮り終わりカメラが抜かれて検査終了。所要時間は10分もかかっていなかったと思いますが、力まないように意識したりカメラの違和感に耐えたりしていたため、思った以上に長く感じました。検査が終わり先生から一言、「飲み上手だったよ」と。カメラを胃に向かわせるところが結構難所らしいのですが、初めての胃カメラにしてはスムーズに飲み込めたとのことで、飲み上手とのこと。飲み会の二つ名みたいな呼ばれ方だなぁと思いましたが、誉め言葉だと思い甘んじて受け入れました。検査終了後に胃カメラの結果の説明を受けました。ピロリ菌は見た目は問題なさそうとのことと、逆流性食道炎もかなり軽度なため問題はないとのことでした。それ以外も特段問題はないとのことです。今回の検診で胃カメラ以外に血液検査によるピロリ菌と肝炎ウイルス検診も合わせて受けており、結果は後日説明を受けに行くことになりました。

おわりに

初めての胃カメラ検診+αを受けに行きましたが、所見では大きな病気もなさそうで安心しました。全ての結果は数週間後にわかりますので、後日ご報告したいと思います。胃カメラを受けてみたいと思っている方に向けて検査状況を書いてみましたので、参考にしていただければと思います。

検査が終わり家に帰宅、胃カメラのプリント画像を貰ったため妻に見せたところ、妻から一言、「ホルモンみたいだぁ」。うねうねした感じがホルモンに似ているとのことですが、何故に食べ物に例えてしまうのか?食べることが大好きなのでしょうがないのかなぁと。ホルモンと言われて焼肉を食べに行きたくなった今日この頃です。

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お金持ちの無職になりたい夫婦
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アラフォー共働き夫婦とネコ2匹で暮らしています。FIRE目指して2023年から本格的に資産運用を始めました。まだまだ道は遠いけど、資産が増えると嬉しいなぁ。
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