私と妻の投資マインドの違い
8月も終盤に差し掛かりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。最近は台風の接近も多く天候も不安定、さらに気温も例年と違わず酷暑でしんどい日々ですが、体調を崩さないように気をつけなければと思っています。
8月上旬の株価大幅下落から数週間経過しましたが、順調に株価は上値に近づいており含み益も少しずつ増加してきています。新NISAが始まってすぐに株価大幅下落の体験ができたことはメンタルを鍛えるという意味でよい経験になった思っていますが、今回の株価下落時に私達夫婦がそれぞれどのように考えていたのかをお話したいと思います。
まずは結論
私達夫婦がどのように考えていたのかはこんな感じになります。
私:株価下落時の雰囲気はこんな感じなのかぁ。
思ったよりも気にならないなぁ。
周りは暴落って言ってるけど、どうなんだろう?
妻:含み益がどんどん減っていく、はわわ…。
長期保有がいいのはわかっているけどしんどいなぁ…。
新NISAを始めてからそれなりにお金や経済の話をしていましたが、こんなにも温度感に違いがでていました。単に私が鈍感なのかもと思いましたが、よーく考えてみたところ決定的に違うところを1つ思いつきました。
決定的な違いとは
投資関連のyoutube動画も一緒に見ているし、娯楽や趣味なども似ていて一緒にアニメを見たりもしているので、マインドの違いはどこで生まれたのかと考えてみたところ、こんな考えに至りました。
「名著と呼ばれる書籍を読んだかどうか」
NISAを始めた頃、私達は血眼になりながらyoutubeで投資に関する情報をかき集めていましたが、私はそれにプラスして書籍も読むようにしていました。名著と呼ばれている「敗者のゲーム」も読みました。名著を読んだことで情報の良し悪しを選別できるようになりました。結果、インデックス投資についての知識を深めることができ、長期保有することが最善手であることを自分なりに深く理解することができるようになったと思っています。この「自分なりに深く理解できるようになった」という部分に妻との違いがあるのではないかと思いました。もちろん妻もyoutube等で情報を収集していますので不足があるわけではないのですが、名著を読んでいないことでインデックス投資についての理解度に違いがあるのかなと思いました。こんなこと言ったら妻に怒られてしまいますね…。
ちなみに、現時点で私が読んだ書籍でおすすめできるものは、
・敗者のゲーム
・JUST KEEP BUYING
・The Psychology of Money
・行動経済学が最強の学問である
この4冊になります。行動経済学の本は投資と少し離れたものとなりますが、とてもおすすめできます。ヒトの行動はいかに不合理なのかを認知できるものであり、なんなら私自身の投資における握力を一番獲得できた書物だと思っています。
おわりに
我が家では幸いにも株価大幅下落時に狼狽売りをしないでホールドし続けることができました。この経験が今後の暴落発生時にも焦らず対処するための土台になればなぁと思っています。
話は少し変わり、直近のニュースでFRBパウエル議長がジャクソンホール会合で講演、9月FOMCでの利下げを強く示唆しました。市場は織り込み済みだったのか、今のところ大きな動きはなさそうです。9月以降相場に動きが出てきそうですが、どんな荒波も夫婦二人で助け合って乗り越えていこうと思う今日この頃です。