資産運用

2025年4月NISA資産推移と証券会社不正アクセスの続報

mesigaumai

 トランプ関税による株価の乱高下も一旦落ち着きを見せてきました。トランプ相場によってNISA資産も含み益がマイナスとなり、我が家にも試練の時がついにきたかと実感しています。今回はそんな我が家のNISA資産を公開するとともに、証券会社不正アクセス問題の続報もお話したいと思います。直近は不正アクセス問題の方がよほど重大な問題であり、下手をしたら資産を失う可能性がありますので、不正アクセス問題の現状を後書きでお伝えしたいと思います。

我が家のNISA資産

夫のNISA資産
妻のNISA資産

 今までは元本金額を表示していましたが、数字が見にくくなってしまったため今回から元本金額は消しています。旧NISA分の40万+毎月30万円積み立て分で元本は520万円となります。

 冒頭でお話しましたが、新NISAを始めてから初めて含み益がマイナスとなりました。夫は約6万円、1.2%の含み損、妻は約2万円、0.4%の含み損となりました。トランプ関税の影響で株安・円高のWパンチを喰らったため、評価益がゴリゴリ削られました。トランプ関税発動直後には最大で-40万円くらい含み損が膨らんでいましたので、徐々に戻してきているところです。優良なインデックスファンドを持ち続けていればいずれプラスに転じると思いますので、「JUST KEEP BUYING」「BUY & HOLD」を継続していきます。

おわりに(証券会社不正アクセス問題について)

 NISA資産推移についてはこれくらいにして、今一番問題となっている証券会社不正アクセス問題の現状についてまとめていきたいと思います。

 証券会社不正アクセス問題は未だに収まる気配がなく、ユーザーは不安を募らせていると思います。そんな中、有名インフルエンサーのテスタさんが、楽天証券口座で不正取引が行われた旨の内容で投稿されました。投稿内容では二段階認証が突破されたことも書かれていたため、これを皮切りに不正アクセス問題がSNS界隈で再燃しました。インフルエンサーの投稿で火がついてしまったからなのかはわかりませんが、翌日には不正アクセス問題への対応について各証券会社でアナウンスがありました。内容としては今回の不正アクセス問題への対応・補償についてになります。各証券会社が発表したものは日本証券業協会が公表したものがベースとなっていますので、まずは日本証券業協会のアナウンスから見てみたいと思います。

引用元:https://www.jsda.or.jp/about/hatten/inv_alerts/alearts04/higai/index.html

 ざっくりまとめると、今回の不正取引では被害状況を十分に精査した上で、各証券会社の約款等の定めに関わらず一定の補償をするとの内容です。被害状況というのは二段階認証やパスワード変更をしていたかなども問われると思われますが、自己防衛をしていた人に対しては補償をするようにとお達しを出したようです。約款を変更していた証券会社でも補償される可能性がでてきたため、被害に遭われた方は各証券会社からの連絡を待つ形になります。
 それでは各証券会社のアナウンスはどのようなものになったのか、我が家で使っている楽天証券とSBI証券で確認したいと思います。まずは楽天証券から見てみます。

引用元:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20250502-02.html

 次はSBI証券を見てみます。

引用元:https://www.sbisec.co.jp/ETGate/WPLETmgR001Control?OutSide=on&getFlg=on&burl=search_home&cat1=home&cat2=none&dir=info&file=home_info250502_compensation.html

 両証券会社ともに日本証券業協会がお達しした内容をベースにアナウンスが出されています。不正アクセス問題が表面化した当初は約款を変更して補償しないとしたものから一転、今回に限っては損害を補償する方向へと変更、手のひらくるくるドリルとなっております。新NISAで投資機運が高まったところに水を差したくないのか火消しなのか、どちらにしろある程度は補償する方向に走ってくれそうです。

 巷の噂程度の情報になりますが、不正アクセス問題について証券会社の二段階認証では全てのアプリに対応できておらずザルだった、二段階認証が効かないバックアップサイトがあったなど、証券会社側での不備があった可能性が否定できない状況もでてきています。
 不確定情報が溢れているので真の原因はわかっていませんが、ユーザー側でできることは全てやるべきです。パスワードが脆弱なら変更する、メールのリンクは踏まない、二段階認証を設定するなど、今は自己防衛でできることをガチガチに固めるべきです。それでも不安な方はカスタマーサポートに電話して口座をロックすることもできるようですので、この問題が落ち着くまで一旦ロックをかけてもいいかもしれません。

 不正アクセス問題が表面化した第一波のとき、各証券会社はフィッシング詐欺によるものとしてユーザー側に非があるように言っていました。今回の対応や情報を見ていると証券会社側にも非がある可能性が出てきたため、フィッシング詐欺によるものと言った根拠はなんだったんだと思ってしまいます。各証券会社は人様のお金を取り扱う会社として、もう少し自覚を持ってもらいたいと思った今日この頃です。

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お金持ちの無職になりたい夫婦
お金持ちの無職になりたい夫婦
アラフォー共働き夫婦とネコ2匹で暮らしています。FIRE目指して2023年から本格的に資産運用を始めました。まだまだ道は遠いけど、資産が増えると嬉しいなぁ。
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