雑記

猪豚を喰らう(上野村日帰り旅行記)

mesigaumai

妻:猪豚が食べたい!

 妻は唐突に話を切り出してきました。上野村なるところで猪豚が食べられる場所があると聞きつけたようで、食べに行きたいとのこと。赤城山旅行の時はとんかつを食べに出かけましたが、今回も食のためにお出かけをしてきました。食い意地が張ってるのは相変わらずだなぁと内心思いながら、日帰り旅行当日を迎えました。猪豚を食べに行く以外にもふらりと観光もしてきましたので、併せてお話したいと思います。

上野村までのドライブ道中

 猪豚を食べに車でドライブ道中となりましたが、休憩がてらたまたま立ち寄った場所に面白いものがありました。それがこちら。

譲原石器時代住居跡

 これは縄文時代後期から晩期初頭の敷石住居跡で、発掘当時のまま保存されたものとのことです。国指定史跡ということで歴史的・学術的価値が高いものなのですが、行くまではその存在を全く知らず、たまたま立ち寄った場所で史跡を見れたので大満足でした。

 史跡で休憩した後再び車を走らせましたが、お目当ての猪豚まではまだまだ道は遠く、次は道の駅で休憩を取ることにしました。立ち寄ったのは「道の駅 万葉の里」というところで、ここにも面白い場所がありました。それがこちら。

万葉大吊橋と五重塔

 神流川の上を吊橋を渡しており、対岸の向こう側まで歩いていけますが、利用料は一人100円、橋の手前側に箱があるのでお金を入れて二人で吊橋を渡りました。渡った先に五重塔があり、これは地元の若手大工の方が建てたものだそうです。3枚目の写真は吊橋の上から撮ったものになりますが、この日は天気に恵まれたこともありきれいな風景を撮ることができました。スリリングな吊橋を往復、道の駅で少し休憩をしてさらに車を走らせ、片道2時間半ほどかけてやっとこさ猪豚が食べれるお店に到着しました。

猪豚を喰らう

 上野村に到着し今回のお目当て、猪豚を食べるお店に到着しました。今回立ち寄ったお店は「麺屋 十石」というラーメン屋で昼ご飯を食べました。私が食べたものはこちらになります。

猪豚チャーシュー麺

 私は塩の大盛り、妻は醤油の普通盛りを頼みました。スープの味はあっさり目でしたが、麺の食感とマッチしていて美味しい。さらにお目当ての猪豚チャーシューは美味の一言。肉の脂は甘味が強く美味、肉厚なチャーシューは食べ応えがあってとても満足できる一品でした。

 猪豚で腹ごしらえをして十分に満足できた私達は、近くにある慰霊の園に赴きました。慰霊の園は1985年8月12日に発生した日本航空ジャンボ機墜落事故(御巣鷹山事故)の犠牲者520人を追悼するために設けられた慰霊施設です。施設内を一回りしてこの事故の悲惨さを再認識することができました。ここでは何故かわかりませんが写真を撮ってはいけない気がしたためあえて写真は撮らず、お線香を二人であげて施設を後にしました。

 慰霊の園を出たら、少し車を走らせたところに「しおじの湯」という温泉施設があり、次はこちらに立ち寄りました。ここは「メタケイ酸」が多く含まれる温泉で、飲泉処で飲泉もできる温泉施設です。メタケイ酸が多く含まれていると美肌効果が期待できると言われており、妻はこの効果を目当てに立ち寄ったのかなぁと思いました。泉質は入りやすく体の芯からじんわりと温まっていく感じがあり、露天風呂から眺める景色はとても綺麗で相性抜群でした。いくらでも温泉に入っていられそうですが、あまり長湯しすぎるとのぼせてしまうかもしれませんので注意が必要です。

帰り道にて(おわりに)

 温泉でリフレッシュして存分に上野村を楽しむことができ、大満足のうちに帰り道を走っているとこれまた面白いものを見つけました。それがこちら。

かんなの鯉のぼり

 車を走らせていると巨大な鯉のぼりが複数風になびいているのを見つけたので近くの駐車場に止めました。たくさんなびいている鯉のぼり達はとても綺麗で、天気の良さも相まって圧巻でした。家に帰ってから調べてみて初めて知ったのですが、「かんな鯉のぼり祭り」というものがあり、今年は5月3日~5日まで開催されていました。今回の日帰り旅行がたまたま掲揚期間中だったので運よく見ることができました。

 今回の日帰り旅行はメインの行き先をあまり詰め込まずに行ってみましたが、立ち寄った場所で思いがけないものを見つけることができ、サプライズ感があってすごく楽しい旅行となりました。上野村方面には鍾乳洞で有名な「不二洞」や「スカイブリッジ」など、今回の旅行で訪れることができなかった観光スポットがまだまだありますので、猪豚を喰らう口実にまた旅行に行きたいなぁと思う今日この頃です。

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お金持ちの無職になりたい夫婦
お金持ちの無職になりたい夫婦
アラフォー共働き夫婦とネコ2匹で暮らしています。FIRE目指して2023年から本格的に資産運用を始めました。まだまだ道は遠いけど、資産が増えると嬉しいなぁ。
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