長期投資に向いている資産クラスは何か?
まーたトランプさんが大暴れしてますね。昨年導入した関税措置の大部分について、連邦最高裁が無効と判断したことを受けて、世界一律で10%の関税を課すと表明しました。この手の動きが多すぎるのか、またかよと思うと同時に呆れてしまっている自分がいます。また「TACO」になるのか、はたまた違う動きをするのか、市場の動きは様子を見ることとしましょうかね。
市場の動きと言えば、2025年はゴールドのリターンが物凄いことになっていました。史上稀に見る爆益を叩き出しましたが、他の資産クラスと比較するとどうなのかが気になりました。もちろん2025年のみで比較するとゴールドが頭抜けて爆益を叩き出してしまいますので、長期で見た場合にどんな推移を示すのかを調べてみました。我が家は長期投資を主軸に置いていますので、どの資産クラスが長期投資に向いているのか、皆様と情報を共有したいと思います。
長期投資に向いている資産クラスはどれか?
早速結論となりますが、「株式」が圧倒的にリターンが良かったです。もちろん株式の中でもS&P500が最上位でしたが、我らが日本も検討していました。ただし、株式の中では新興国株式は微妙なリターンとなっていました。
それではこの結果に至るデータを以下に貼っていきます。
2013年〜2025年の資産クラスのリターン(円ベース)


引用元:https://am.jpmorgan.com/jp/ja/asset-management/per/insights/market-insights/guide-to-the-markets/
※J.P.モルガン Guide to the Markets のデータを引用、筆者がデータ作成しています。
引用元のJ.P.モルガン Guide to the Marketsでは、2013年〜2025年のデータを使用していましたので、この年代で比較をしました。引用元にはなかった資産クラスで、「S&P500・全世界株式・ゴールド」を組み込んでデータを作成しました。
各年代の騰落率だけを見ると一番成績の良かった資産クラスは結構バラついていましたので、長期投資という観点で見るために2013年初頭に各資産クラスに100万円投資していたら、2025年末にどのくらい資産が変動しているかを入れ込みました。結果は最初にもお話しした通り、株式がリターンの上位を独占しました。S&P500は約11倍、先進国株式は約8倍、全世界株式は約7倍という結果でした。ここ最近調子の良かったゴールドは約4.8倍であり、ここ数年の上昇がなければ大体2倍程度とあまり冴えない結果となっていました。
この結果から言えることは、
「最近調子がいいものに嬉々として飛びつく必要はない」
短期で見れば各年でリターンが良いものに飛びつきたくなりますが、毎年毎年リターンが良いものを選び続けることはできるのでしょうか?私には絶対無理です。選ぶことが困難であるが故に、私は長期インデックス投資をいう道を選んでいます。長期インデックス投資の代名詞でもある「S&P500」、「全世界株式」は集計した期間(2013年〜2025年)で見ると、リターンは両方ともTOP3に入っています。優良なインデックスファンドをガチホすることは、長期で資産形成をする人にとって理にかなっていると言えるのではないのでしょうか。もちろんこの先もこの結果が続くとは限りませんが、「世界経済は右肩上がりに成長する」ことに期待できるのなら、分の悪い賭けではないんじゃないかなぁと思います。
おわりに
今回は長期投資に向いている資産クラスについてお話してみました。最近はゴールドの話題ばかり見聞きしている気がしますが、その時話題に上がった資産クラスは大体が高値圏にいることが多いです。
話題に上がっているものを欲しがることは、行動経済学では「バンドワゴン効果」と言われています。投資においては「人気銘柄」「流行りの仮想通貨」など、みんなが買っているという安心感や乗り遅れたくない心理から、高値掴みやバブルの原因になる可能性があります。
今のご時世、ありとあらゆる所で人の物欲を刺激するマーケティングで溢れています。巷で話題になっていても、本当にそれが自分にとって必要なものなのか?よーく考えて自分の航路をしっかり守れるようにしないとなぁと思う今日この頃です。
今日の投資の格言
「投資は、プロが勝ちにいく『勝者のゲーム』ではなく、ミスをしない人が生き残る『敗者のゲーム』である。」
ーーチャールズ・エリス (敗者のゲームより引用)

テニスの試合に例えた有名な格言となります。プロは鋭いショットで得点しますが、アマチュアはネットにかけたりアウトしたりといった「自滅」で負けます。 投資も同じで、無理に市場平均を超えようと躍起になって売買を繰り返す(自滅する)よりも、インデックス(市場平均)をじっと持ち続けることが、結果として上位の成績を残すという格言となります。
今回も読んでいただきありがとうございます。次回も読んでいただけると嬉しいです。コンゴトモヨロシク。

