エアコン壊れる
前回の記事で私の入院についてお話しましたが、今回は退院後自宅に戻ってきたらエアコンが壊れていた話をしたいと思います。
家に戻ったら違和感が…
退院後、家に戻りすぐにねこ様に「ただいま」とあいさつをしましたが、ねこ様の部屋に違和感を感じました。退院した当日は快晴で気温がかなり暑かったのですが、ねこ様のお部屋のエアコンがついていませんでした。つけ忘れかなと思いとりあえず冷房運転をすぐに入れました。リビングもエアコンをつけていたのでねこ様はリビングで伸び伸びとしていましたが、普段よりもねこ部屋に移動する頻度が少なかったため、そこでも違和感を覚えました。「何かおかしいなぁ」と思い起床した妻に話を聞いてみたところ、
ねこ部屋のエアコン、冷えないんだよね
私が入院する少し前に試運転した時は問題なく冷えていたのですが、ここにきてまさかの故障!これから夏本番というタイミングで冷房が使えないのは非常にまずい。私達が仕事に行っている間、ねこ様はお部屋でお留守番してもらっていますが、夏場の気温で冷房が使えないと確実に熱中症になってしまいます。妻と相談して次の休みでエアコンを買いに行くことになりました。
エアコン購入を決めたが問題が…
次の休みに妻と家電量販店に行きました。急ぎだったため2店舗をはしご、価格ドットコムの値段と比較してほぼ変わらなかったため即決したかったのですが、店員さんと工事について話をしている中で1つ問題が発生しました。
ねこ部屋のエアコンは隠蔽配管を使用しているため、入れ替えのみで済むかがわからないとのことでした。隠蔽配管がそのまま使用できれば追加工事費はほぼ発生しないだろうとのことですが、こればかりは実際に見てみないことにはわからないと…。少し迷っていると店員さんからこんな提案が、
内金を払ってもらえれば、本体の取り置きはできます。
内金を入れてもらえれば追加工事が必要かどうかを現地調査、その金額を確認してから本体購入費を工事前までに全額支払いでOKとの提案を受けました。エアコン本体自体が前年モデルの型落ちで現品限りだったため、迷っている間に売れてしまったら本体価格のみで出費が増えてしまうため、店員さんの提案を受けることにしました。内金も1割で大丈夫だったため、現地調査日と工事日を決めて内金の支払いを済ませました。
現地調査からエアコン取り付けまで
現地調査当日、業者の方が部屋に入り確認を始めました。現在エアコンを設置してある場所をさっと確認、その後実際の工事内容について打ち合わせが始まりました。打ち合わせの要点は以下となります。
・隠蔽配管が使えるかは工事当日に外してみないとわからない
・使えなかった場合の第2案として、別箇所に設置検討が必要
現地調査では一旦取り外しということができないようなので、配管や配線の取り回しなど使えるかどうかは当日にならないとわからないとのこと。そのため、第2案の別箇所設置の追加工事の見積もりを出してもらいました。その金額は2万円弱。穴あけ工事や配線取り回し変更等も含めて総額2万円以下なら妥当なところかなと思い工事をお願いすることにしました。さらに業者さんから提案があり、割高な部材(配線カバー等)を自分たちで用意しておいてもらえればその分の金額は今の見積もりから引いてもらえるとのことなので、工事当日までに必要部材を自分たちで用意して当日に臨みました。部材を購入ついでに家電量販店にも本体代金・リサイクル料・基本工事作業代金のお支払いを済ませました。
エアコン取付工事当日、まずは古いエアコンをずらして現状確認をしました。ずらしてみると冷媒配管の接続部が白く汚れていて、銅管も錆が発生していました。エアコンの冷風がでなかったことを考えると、冷媒漏れの可能性が高いとの見立てでした。隠蔽配管全ては確認できずどこで冷媒漏れが発生しているか特定できない状態だったため、隠蔽配管を使うのは諦めて別箇所に設置することにしました。方向性が決まってからは淡々と作業が進み、2時間程度でエアコン設置工事と撤去は完了、隠蔽配管を通していた穴も塞いでもらいました。工事完了後にお支払いとなりましたが、事前に提示してもらった通りに部材を一部自分達で用意していたので、追加工事費用は1万3千円程度、本体価格・リサイクル料・基本作業代全て込みで約10万円の出費となりました。
おわりに
ねこ様の体調のための急な出費となってしまいましたが、急ぎで対応した割には納得がいく出費にできたと思います。家電量販店の店員さんも現品のみの比較的安いエアコンを進めてくれたり、工事に関しても別途費用がかかる可能性と工事見積もり後の代金支払いでOKとしてくれたことはすごく助かりました。工事業者の方も気さくな方で、工事内容に関して色々教えてくれたりしてとても勉強になりました。10万円の出費は痛いですが、ねこ様のためならこの程度の出費は安いと思っています。一応生活防衛費から補填することもできますので、大きな家計負担にはならずに済みそうです。こういう突発出費に対して余剰資金があると安心できるので、投資資金と余剰資金の割合は常に気にしておきたいですね。
話を巻き戻して工事中のねこ様はと言うと、エアコンが効いた別のお部屋に待機をしてもらいました。業者の方の出入りで脱走してしまうことを避けるための処置でしたが、ねこ様は不満が爆発。部屋の扉を開けろとばかりにカリカリ引っ掻いたり扉のノブを掴んだりしていました。扉のノブは事前に向きを90度変えていたため開けることができず、工事の音が聞こえてからは諦めたのか慣れないお部屋で数時間待機してもらいました。工事が終わりお部屋を開けてあげるとすごい勢いで走っていき、自分の縄張り(ねこ部屋)のパトロールを開始。エアコンの位置が変わったことに違和感を感じていたようでしたが、すぐに慣れてパトロールは終了。今度は私達に文句の「にゃーーーーーー!」。「よくも何時間も閉じ込めてくれたにゃ」と言っているようでした。なのでお詫びのおやつをあげましたがまだ不満そうだったので、たくさん撫でてあげてなんとか機嫌を直してもらいました。そんなエアコン工事の翌日は酷暑だったため、ねこ様のために急いで対応できてよかったなぁと思う今日この頃です。