米大統領選挙が終わって
先々週の日本の選挙に引き続き、今週はアメリカで大統領選挙がありました。下馬評では接戦と報じられていましたが、蓋を開けてみればトランプさんの圧勝で幕を閉じました。今回はアメリカ大統領選挙についてざっくりまとめと、我が家のNISA資産がどう変動したかを絡めてお話したいと思います。
アメリカ大統領選挙のまとめ
- トランプ氏は激戦州7州のうち5州で勝利を確実にし、当選に必要な270人の選挙人を獲得
- 民主党のカマラ・ハリス副大統領は敗北を認め、演説で敗北を受け入れたことを公にした
アメリカ大統領選挙の結果、共和党のドナルド・トランプ前大統領が勝利し、4年ぶりに大統領に返り咲くことが確実となりました。有権者の現政権への不満から政権交代を望んだ結果だと思います。日本の選挙結果と似たような感じだなぁと思いました。
今後のアメリカの政策方針について、AIを使って調べたものを以下にまとめておきます。
★経済・財政政策
- 大規模な減税を計画しており、今後10年間で約10兆ドル規模の減税を目指している
- 「小さな政府」を志向し、政府の介入を減らして経済活動を民間に委ねる方針
- 中間層向けの新たな減税も検討している
★通商政策
- 「アメリカ第一主義」を掲げ、保護主義的な政策を推進
- 全ての輸入品に10%または20%の「基礎的関税」を導入する方針
- 中国製品に対しては60%の高関税を課す意向
★外交・安全保障政策
- ウクライナ紛争の即時終結を目指し、軍事支援に消極的な姿勢
- NATOのあり方を見直す意向
- 中国に対して強硬な姿勢を取り、台湾侵攻の場合は高関税で対抗する方針
★移民政策
- 厳格な国境管理を実施し、「史上最大の強制送還作戦」を計画
★エネルギー・環境政策
- パリ協定からの再離脱を表明
- 低コストのエネルギーと電力の提供を目指す
★産業政策
- 自動車産業やエネルギー産業の保護を重視
- 半導体、鉄鋼、医薬品などの重要品目の対中輸入全廃を目指す
トランプ氏の政策は全体的に保護主義的で、「アメリカ第一」の姿勢が顕著です。これらの政策が実現した場合、国際経済や地政学的な影響が大きいと予想されています。
これらの政策のうち、経済政策における懸念点として、インフレ再燃リスクがあります。大規模な減税政策を掲げていることから財政赤字が拡大、インフレ圧力が高まる可能性があります。現状、FRBはデータ上ではインフレ沈静化が進んだと判断して利下げ方向に舵を切り始めましたが、インフレが再燃すると再び利上げ方向に舵を切る可能性があり、ソフトランディングではなくハードランディングに進む未来が見え隠れしてきます。そうなれば金融市場の暴落が起こる可能性が高まりますが、どのような道筋が描かれても落ち着いた資産形成を心掛けたいですね。
我が家のNISA資産について
今回の大統領選挙後に我が家のNISA資産を週末に確認してみました。10月末と比較してみたところなんと・・・、
+20万円!!
大体20万円弱、1.5倍程プラスになっていました。私の口座を確認してこの金額でしたので、妻と合わせて40万円くらいはこの数日のうちに資産が増えましたが、慢心せずに資産形成に励みたいと思います。
おわりに
アメリカ大統領選挙が終わり、先行きを織り込めるようになったためなのか、この数日で金融市場は大きく上昇しました。この上昇を見てなのか、妻から「楽天SCHDを買い増そうかな」と相談されました。最初はやめた方がいいと思っていましたが、今は買い増してもいいかなぁと考えています。この上昇が続くかはわかりませんが、未来は誰にもわかりませんし余剰資金を寝かせておくのも機会損失に繋がる可能性もあるため、リスク許容度に気をつけて少しだけ買おうかなぁと思う今日この頃です。