一括投資or積立投資
新NISAが開始して2週間経ちました。購入銘柄買い付けに間違いないか確認、無事購入できていましたので安堵しています。このまま毎月積み立て、購入を続けて資産形成を継続していきたいです。
新NISAについて調べると「一括投資か積立投資か」の議論がたくさんでてきます。我が家では今年は毎月積立を選びましたが、その理由についてお話したいと思います。
一括投資と積立投資
まずは一括投資と積立投資について、以下の図を引用させていただきお話をしたいと思います。
この図は2000年1月から2023年11月の期間で、年初12万円を一括投資をした場合と毎月1万円を12か月分散して投資した場合の「TOPIX」「S&P500」「MSCI-ACWI(全世界)」における資産額の比較になります。どの指数に投資をしたとしても年初一括投資のほうがリターンがいい結果となっています。リターンの最大効率を求めるのであれば、年初一括投資のほうが有利になる可能性が高いと言えます。
毎月積立を選んだ理由
では我が家では何故毎月積立を選んだのかという話になりますが、新NISAを活用する上で一番重要なことが、
「新NISA(投資)を継続すること」
これに尽きると思っています。一括投資のほうが最終的なリターンが有利になりやすいことは理解していますが、ここでもう一つ必要な要素として、「リスク許容度」が挙げられます。リスク許容度についてざっくり話しますと、「リターンがマイナスになった場合にどこまで許容できるか」という度合いになります。リスク許容度を超えた投資をした場合、市場が暴落した際に耐えきれなくなり狼狽売りに繋がる可能性が非常に高くなります。年初一括投資をした場合、新NISA枠では最大で約360万円を一気に市場へ晒すことになります。資産形成を始めて間もない我が家では、夫婦2人で約720万円の年初一括投資はリスク許容度が足りないと判断しました。最大効率を求めるのではなく、新NISAを継続することを一番に選択した形となります。また、積立設定をすることで購入自体を自動化できていることも大きなメリットだと思っています。
毎月積立に関してですが、これは「ドルコスト平均法」という考え方が反映されています。ドルコスト平均法については以下の図を引用させていただきます。
ドルコスト平均法は購入金額を一定に保ち、投資タイミングを分散させることで取得単価を均すことを目的としています。この方法は基準価格が上がった場合は購入口数が減り、基準価格が下がった場合には購入口数が増えます。ドルコスト平均法は相場の上下に対する精神的な負担を、ある程度軽減してくれると私は考えています。
終わりに
今回は一括投資と積立投資についてお話しましたが、どちらを選んだとしても新NISAを起点として投資を継続できればいいと思っています。先日、妻も積立設定を完了、私とは金額設定が少し違いますが以前の記事でお話した銘柄で設定していました。新NISAを継続することで資産形成の明るい未来が切り開かれると信じたいと思います。