2024.03.18

実家に帰省した話（夫編）

mesigaumai

今回は実家に帰省した時の話をしたいと思います。たまたま野暮用で都内に用事があったため、そのついでに実家に帰りました。元々は年末年始に帰省する予定でしたが、私がコロナに罹り体調を崩してしまったため、挨拶がてらふらっと帰省しました。

都内での用事を済ませて地元に向かう電車に乗りました。電車に揺られて窓の外の景色を見ながら、「昔と比べてだいぶ変わったなぁ」としみじみ思いました。小さい頃には野原が広がっていた場所が住宅地に変わっていたり、近所にはショッピングエリアが立ち並んでいたりと様変わりしたなぁと感傷に浸っているといつの間にか地元の駅に到着、急いで下車しました。

実家にて

実家に到着して両親に挨拶、お土産を渡しながら軽く雑談をして元気そうな姿を確認できて安堵しました。二人共すでに還暦を過ぎているため体調を崩していないか心配でしたが、お酒を嗜みながらご飯を食べ進める姿を見てまだまだ大丈夫そうだなと。さすがに食べる量は昔に比べたら減っているので、余ったご飯は私が大体平らげました。

居間でTVを見ながら雑談をしていると、話の流れで政治・経済の話題となりました。物価は上がるけど給料は上がらなくて厳しいと父親に話を振ってみると、父親からこんな一言をもらいました。

「これからは新NISAをうまく活用したほうがいいよ」

今まで投資の話は一度も両親から聞いたことがなかったため非常に驚いたこと、さらに株式投資に対して前向きな発言を聞くとは思っていなかったのでダブルで衝撃を受けました。この一言に対して父親が新NISAをやるのか疑問に思ったため聞いてみると、

「今からだと投資期間が取れないから俺はやらないよ」

もう少し詳しく聞いてみると、想定している老後資金は準備できているためあえてリスクを取ることはしないとのことです。父親が今から投資を始めるにはリスクが高いと思っていたため、この一言を聞くことができてかなり安堵しました。

自分が新NISAを使っていることを話すと月どのくらい資金を回しているのかを聞かれたので、「今年は枠上限突っ込む」と言うと大丈夫なのかとかなり心配されました。父親からしてみても、今まで投資に興味がなかった息子がいきなり大金を投資に回していると聞いて驚いたのだと思います。別で余剰資金はあることを伝えたら少し不安は解消されたようでしたが、その後買う銘柄はよく選んだほうがいいよと言われ、これにも自分はかなり驚きました。ネット証券・オルカンメインで購入しているため問題ないと伝えましたが、父親は新NISAをやる予定がないためさすがに細かいことまでは知らないようでした。

新NISAの話題が終わると、その後はTVerを見ながら雑談をして就寝、翌日はお昼過ぎに実家を出て自宅へ帰りました。

終わりに

父親はニュースをよく見る人なので政治・経済に詳しいことは知っていましたが、新NISAの情報にもアンテナを張っていてとても驚きました。新NISAは非課税になるよい制度ですが父親は投資の性質を理解してやらないと判断し、一方で息子にとっては新NISA制度を利用したほうが価値が高いと考えて進めてくれたことはとても尊敬できるなと思いました。今までは実家に帰省してもあまり深い話をしていなかったのですが、もっと色々な話をしたいと思いました。帰省する楽しみがまた一つ増えた出来事になりました。

余談ですが、実家に帰省するときに妻からは「お土産をよろしく」と言われていたため、エキナカで売っていた「幻のチーズケーキ」を購入して帰宅しました。