株価下落に思うこと
年初から調子が良かった相場が一転、今週後半から各指数の株価下落のニュースが続きました。日経平均では1000円以上下落する日があったりと、新NISAから投資を始めた人にとっては動揺してしまう厳しい相場になったかと思います。かく言う私もここ数日で投信の含み益が16万円→13万円と20%弱減少してしまっています。このような時に理由がわかっていないと不安が先行してしまいますので、自分なりに理由を調べてみました。
①中東情勢の悪化
②米金融政策の変化
中東情勢については、イスラエルとイランが互いに報復攻撃を行ったことで地政学的リスクが高まりました。市場はこれに嫌気をさし、売り圧力が高まったと考えられます。今後の行く末を注視する必要がありますが、戦争が起きて一番被害を受けるのはそこで暮らしている人たちになりますので、一刻も早く戦乱が終息してもらいたいと願っています。
米金融政策については、米国の利下げ観測が後退したことが挙げられます。年初の市場予想では6回程度の利下げを見込んでいましたが、現在では1~2回程度まで減少しています。利下げ観測が後退した理由として米国のインフレ沈静化が進んでいないため、市場が見込んでいた利下げタイミングが後倒しとなっています。最新の米国における消費者物価指数(CPI)を確認しましたが、予想よりも高い推移となっています。
引用元:インベスティング・ドットコム
CPIが予想よりも下がっておらず利上げの可能性まで示唆されたことで、売り圧力が高まったと考えられます。
株価下落に思うこと
タイトル回収となりますが、この下落で私が思うことは、
「多少の値動きは気にしない」
我が家はインデックス投資を主軸に資産形成を進めています。今までもお話してきたことになりますが、インデックス投資は世界経済の成長を期待して長期で資産形成を行うものです。短期的な値動きを気にすることは意味がなく、数十年後にどうなっているかが一番重要なことです。
今後も経済動向を把握するために株価変動の理由を確認していきたいと考えていますが、相場がいい時も悪い時も「BUY & HOLD:保有し続ける」、これをモットーに資産形成に励んでいこうと思います。