楽天SCHDを購入してみた
我が家はオルカンを軸としたインデックス投資メインで資産形成を行っていますが、家計簿をつけ始めて思った以上に余剰資金があることに気が付くことができました。この余剰資金をうまく活用できないかなぁと考えていた矢先、楽天証券から有望な投資信託が爆誕していたことを知りました。
24年9月27日、楽天証券から通称「楽天SCHD」が爆誕しました。この投資信託は販売開始からわずか一週間で純資産総額が100億円を突破しており、今も残高は増えていて人気があることが伺えます。
妻が楽天SCHDにとても興味を示したため、せっかくの機会なのでこの投資信託を購入することにしました。
楽天SCHDについて
楽天SCHDについて、楽天証券公式サイトから情報を引用させていただきます。
楽天SCHDについて
引用:楽天証券
楽天SCHDは、正式名称を「楽天・高配当株式・米国ファンド(四半期決算型)」とする、楽天証券と楽天投信が提供する投資信託です。この投資信託は、アメリカの人気高配当ETFであるシュワブ米国配当株式ETF(ティッカー:SCHD)に投資することを目的としています。
- 四半期決算型: 年4回(2月、5月、8月、11月の25日)に決算が行われ、分配金が支払われる。
- 投資対象: SCHDは、ダウジョーンズUS ディビデンド100インデックスに連動することを目指しており、このインデックスは少なくとも10年連続で配当金を支払っている高配当の企業100社で構成している
- 銘柄選定基準: ROE、過去5年間の増配率、時価総額、流動性などの基準をクリアした企業が選ばれている
- NISA対応: 新NISAの成長投資枠で購入可能、積立投資枠では購入不可
- 信託報酬: 0.192%(内訳:信託報酬0.132% + SCHDの経費率0.06%)
- 急速な資産増加: 設定からわずか1週間で純資産総額100億円を達成し、10月8日時点で134億円まで増加
- 人気ランキング: 楽天証券の週間ETF買付金額ランキングで上位に入っている
- 分配金の成長: SCHDは2014年から2023年にかけて分配金が1ドルから2.6ドルまで増加しており、今後も高い分配金が期待されている
- トータルリターン: 直近5年間のリターンは約84%で、他の高配当ETFと比較しても競争力がある
- 分配金は円でのみ受け取り可能でドルでの受け取りはできない
- NISA口座での分配金の再投資は非課税枠を消費してしまう
- 運用期間によってはVYMなど他のETFを下回るリターンとなる可能性がある
楽天SCHDは定期的な分配金を求める投資家にとって魅力的な選択肢となる可能性がありますが、投資する前に上記の特徴や注意点をよく理解することが重要となります。
高配当株式を購入しようと思った理由
我が家で高配当株式を購入した理由は2点あります。
①余剰資金を投資に回したかった
②インデックス投資は出口戦略が難しいため
新NISAが始まって10カ月目に突入し、我が家も投資にだいぶ慣れてきたかなと感じているところでした。余剰資金も結構あるため新NISAの枠外で何か購入したいと思っていたところに楽天SCHDが爆誕しました。新NISA枠では複利効果を効かせるためにインデックス投資一択、NISA枠外の特定口座で高配当株式ファンドの購入としました。特定口座でもオルカンを買えばいいのではと考えることもできますが、ここで理由の②が挙がってきます。
インデックス投資は出口戦略が難しいと言われており、資産形成時は淡々と積み立てていけばいいので入口が簡単なのが強みとなります。反対に出口(資産を取り崩す時)がとても難しく、資産を増やすムーブから減らすムーブへ移行していく必要があります。資産減少の恐怖は想像している以上にメンタルに負荷がかかると思います。そのため、分配金がでる高配当株式にも資産を割り振る必要があると考え、高配当株式を購入することに決めました。
おわりに
妻が楽天SCHDを購入したいとのことで、実は私も同日にSBI証券で米国高配当株式を購入しました。通称「VYM」と呼ばれるもので、正式名称は「SBI・V・米国高配当株式インデックス・ファンド(年4回決算型)」を購入、こちらは「FTSEハイディビデンド・イールド・インデックス(円換算ベース)」に連動する投資成果を目標として運用を行う投資信託となります。妻も私も50万円ずつこれらの投資信託を購入しました。楽天SCHDとSBI・VYMのどちらがいい成績を出せるか、今後追っていきたいと思っています。
妻は高配当株式を買ったあとにこんな一言、
中学生のお小遣いくらいにはなるかなぁ
最初はお小遣い程度の配当金だと思いますが、コツコツ買い進めればいつかは月数万円、金の卵に化けてほしいなぁと思う今日この頃です。