資産運用

SBI証券クレカ積立、ポイント付与率大改悪

mesigaumai

本日、SBI証券よりクレカ積立上限額10万円の対応についてアナウンスがありました。タイトルにもありますが内容を確認すると、ポイント付与率が大改悪されていました。今回は積立上限額変更時期とポイント付与率をまとめてみました。

クレカ積立上限額変更時期について

上限10万円への変更時期は、2024年5月買付分からとなりました。

引用元:SBI証券

変更ができるタイミングは今週土曜日のメンテナンス以降です。新NISA年間上限枠の都合がありますので、私の場合は現金購入分を5万円減らしてクレカ積立分を5万円増やします。月15万円分オルカンを購入していますので、オルカン分で調整する予定です。現金購入分については4月分購入後に変更することで年間上限枠の調整しようと思います。

ポイント付与率について

ポイント付与率については、2024年10月買付分までが今までの付与率、2024年11月買付分以降が変更後のポイント付与率となりました。

引用元:SBI証券
引用元:SBI証券

上記の通り、11月以降に関しては本当の大改悪となっています。大改悪の内容をまとめますと、

①プラチナプリファードのポイント最大付与率が5%→3%

②年間カード利用額によりポイント付与率が変動してしまう

①に関して、これは単純に最大付与率が下がっていますのでプラチナプリファードは11月以降にもらえるポイントが減ります。年間で36000ptとなるため年会費(33,000円)と相殺すると、3000ptしかプラスになりません。NLカードは表にもある通り年間6000ptになりますので、クレカ積立投資のみを考えると通常NLカードに軍配が上がります。

②に関して、11月以降に今までのポイント付与率を得るには年間カード利用額の必要金額を超えなければなりません。通常NLカードは10万円以上利用でいいためまだましですが、NLゴールドカードは100万円、プラチナプリファードは500万円以上利用しなければ今までのポイント付与率が得られないため改悪としか言いようがありません。引用の注釈にもありますが投信積立利用金額は年間利用額に含まれないため、プラチナとゴールドカードで最大付与率を獲得するのはハードルが高いです。

気になったこと

この件を調べているときに気づいたのですが、NLゴールドカードの年会費永年無料が今後なくなるのではと思いました。三井住友カードのサイトで年会費を確認したところ、以下の文言がありました。

引用元:三井住友カード

赤字の部分が重要なのですが、年会費割引の適応が終了すると記載されています。ここでNLゴールドカードの年会費について確認すると、以下のようになっています。

引用元:三井住友カード

今までは年間100万円以上NLゴールドカードを利用すると、翌年以降の年会費が永年無料となっていました。通称「100万円修行」と呼ばれていたものですが、年会費永年無料が今後受けられない可能性がありそうです。年会費永年無料は割引後年会費の条件であり赤字部分は年会費割引は終了するとなっていますので、文章だけを見ると年会費無料は今後なくなると考えられます。日本語は読み取り方が難しいため、気になる方は三井住友カードに問い合わせをしたほうが確実かと思います。

終わりに

SBI証券&三井住友カードのこの大改悪について、11月以降のポイント付与率はまだ予定となっていますが今回の発表を見る限り、今まで通りのポイント付与率は維持されないものと考えるべきです。私の予想ではプラチナプリファードの投信積立部分のみ調整するものだと思っていましたが、予想以上の改悪方向に驚いています。個人的にはプラチナプリファードは持つ価値がないものになりました。ポイントに目がくらんで痛い目を見ないよう注意しなければと思う今日この頃です。

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お金持ちの無職になりたい夫婦
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アラフォー共働き夫婦とネコ2匹で暮らしています。FIRE目指して2023年から本格的に資産運用を始めました。まだまだ道は遠いけど、資産が増えると嬉しいなぁ。
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